コミュニティ・マネジメントのための「SUKiP!」β版リリースのお知らせ

 株式会社エンテックは、エンタメ企業とクリエイターのためのCMP(コミュニティ・マネジメント・プラットフォーム)、「SUKiP!(呼称:スキップ)」のベータ版を公開いたしましたので、お知らせいたします。

▼スマートフォン向けアプリ

<SUKiP!とは>

 「SUKiP!(呼称:スキップ)」は、株式会社エンテックが開発したCMP(コミュニティ・マネジメント・プラットフォーム)です。エンタメ企業様やクリエイターの方が「SUKiP!」を活用することで、手軽にコミュニティ・マネジメントが行えることを目的としています。

 同じ作品世界が「好き」なファン同士が、新しいステージへの「切符」を持って集まって欲しいという思いから、「SUKI(好き)」と「KIP(切符)」を併せて名付けられました。

 一般消費者にとっても、カードのデザインが選べ、使い続けることでランクアップを果たせるなど、デジタルならではの付加価値を持った会員証アプリとなっています。

 現在、「SUKiP!」の取扱代理店であるサクラス社による実証実験を実施していますが、今後は一部のエンタメ企業様及びクリエイターの方を対象に、順次「SUKiP!」上でのファンクラブのトライアル運営を実施してまいります。

 現在公開されている「SUKiP!」は、ベータ版です。現在のところ、以下の機能が搭載されており、会員証やマイレージに関する演出は仮のものとなるほか、決済機能はクレジットカードのみとなります。また、アプリはiOS版のみが公開されています。

 その他「SUKiP!」の機能についての詳細は、ご紹介資料も併せてご覧下さい。

 なお、「SUKiP!」上でエンタメ企業様やクリエイターの方により提供されるコミュニティ(ファンクラブ)は、基本的に有料(月額)のものを前提としています。それは、一定以上のコミットメントを持ったファンを集めることで、本アプリで運営・分析の対象とするコミュニティの熱量を一定以上に保つことができると考えているためです。

 また、ファンクラブを有料とすることで、クリエイターの方に「SUKiP!」を初期投資無料でお使いいただき、反対にファンクラブにより得られる会費をクリエイター活動の財源にしていただきたいと考えています。

 既に一般化しているクラウドファンディングの手法以外にも、応援してくれているファンの方々からクリエイターの方が活動資金が得られる方法のひとつとしてファンクラブ・マネジメントが広がることで、「1億総クリエイター」時代のヒット作品やスターが生まれる場となることを目指します。

 「SUKiP!」のビジネスモデルについては、次のとおりです。


<CMP(コミュニティ・マネジメント・プラットフォーム)とは>

 情報化による世の中のデータ流通量の飛躍的増大に伴い、テレビ、出版、音楽、映画といったエンタメ産業においても、ヒット作品やスターを生み出す上で、ビッグデータの活用は欠かせないものになってきています。

 実際に、エンタメ企業のマーケティングにおいては既に、SNSの投稿内容やプロフィールデータ、ブラウザの閲覧履歴など、ビッグデータを活用した新規顧客獲得が行われています。

 しかし一方で、リピーターを積み上げる目的においては、まだまだ新しい取組みの余地が残されており、今後、エンタメコンテンツにおけるデータ活用の主戦場は、フローからストックへと移っていくと考えられます。

 ストック領域でのデータ活用の成否は、デジタル上でのコミュニティ・マネジメントが鍵を握ります。ヒット作品やスターを生み出す上では、ファンコミュニティを組織し、それを維持・活性化することが欠かせませんが、現代では、コミュニティもデジタル上で組成されているためです。

 デジタル上で組成されたコミュニティから生み出されるデータを正しく活用し、ファンと密にコミュニケーションを取ることで、顧客ロイヤリティを維持・向上させ、リピーターを積み上げることができるものと考えられます。

 「CMP(コミュニティ・マネジメント・プラットフォーム)」とは、そうしたデータの利活用やコミュニケーションを念頭に置いた、デジタル時代のコミュニティ・マネジメントを、誰もが簡単に運用しやすくすることを目的に開発されたツールです。

 コミュニティの運営からデータの活用までを一環して実施できるシステムを個別に構築することは、開発費や運営費用が大きくかかり効率的ではありません。最低限必要な部分をCMPとして共通化することで初期投資をかけず、合理化を図ることが可能となります。

 適切なコミュニティ・マネジメントにより強固なコミュニティを保持することは、リピーター積み上げだけでなく、口コミ効果を高めて新規顧客を獲得することにも繋がります。

 また、生産消費者による参加型のコンテンツ(UGC=ユーザ参加型コンテンツ)が増えている中で、ファンの間でコンテンツ自体が拡大再生産される可能性を高めます。


<SAKURASサポーターズクラブについて> 

 「SAKURAS(サクラス)サポーターズクラブ」は、「SUKiP!」上において2017年5月1日現在、唯一公開・運用されているファンクラブです。

 SUKiP!の取扱代理店であるサクラス社が、販売・運用ノウハウ獲得のために試験的に運用を行っており、主にサクラス社の既存顧客を対象とした会員サービスを提供しています。

 SAKURASサポーターズクラブについて詳しくは、サクラス社のページをご覧下さい。


<サクラス株式会社について>

 サクラス株式会社は、「SUKiP!」の取扱代理店であり、今後「SUKiP!」を活用したファンクラブ運営やデータ利活用等をエンタメ企業様にご提案していく予定です。

 デジタル上でのコミュニティ・マネジメントにおいては、仕組み以外に運用方法も非常に重要となるため、エンタメ企業のコミュニティ運営に実績のあるサクラス社が代理店となり、エンタメ企業様に提案・活用支援を行ってまいります。


<株式会社エンテックについて>

株式会社エンテックでは、エンタメ×テクノロジーをテーマに、エンタメ企業様やクリエイターの方に活用いただく技術開発を行っています。


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